夏休みの宿題をどのくらい手伝うのか



子供たちの夏休みもあと二週間ちょっとですね。
夏休みの宿題はいかがですか?

昔と比べて親が手伝うというか、親を巻き込むようなケースを多く耳にします。
特に図工などの宿題ですね。

『なんらかのコンクールリスト』のなかから選択して成果物を提出するわけなのですが、これがまた一苦労ですよね。
そもそも学校と違い自宅で絵の具を広げて絵を描くとうスペースを確保するのが大変です。
食事をするテーブルを占領するのですが、たいていテーブルの上って何かあるんですよね。
スペースを確保する前の事前お片付けからスタートします。
子供も雑なので適当に山積みにして何かの拍子に崩れ落ちる⇒妻が怒る
毎年繰り返される光景です・・・。

そんなこんなでやっと場所を確保してもまずは下書きからです。
『下書きを終わらせてからスペース確保をしろよ・・・』と思いますが、下書きがスタートします。

しかし子供も学校の図工の時間とは違い自宅ということもあり集中力が持続せず、下書きが終わらないわけですね。
やっと終わったと思ったころには食事の時間なので、せっかく確保したスペースはまた食事のために片づけなくてはなりません。

食事が終わればすぐにやり始めるわけでもなく、休憩とう名の『さぼり』が始まります。
しばらくして『いい加減に続きをやれ』と促すとまたテーブルの上のお片付け。
このあたりで例年、妻のチェックが入ってしまいます。
妻は『アドバイス』のつもりですが、わたしには『大人の意見を押し付けているだけ』に見えます。
子供が描きたいものをそのまま描かせてやればいいと思っているわたしと意見が合いません。

昔はここでわたしも口を出し家族でもめていたのですが、最近は口を出しません。
妻には口では敵わないのもそうですが、もめると完成が遅れます。

妻の『アドバイス』をもとに下書きを修正し、先生よりも厳しい妻の『合格』をもらってからようやく筆入れです。
筆入れ後も妻の『アドバイス』は続き、最終的に手を出し始めます・・・。
『それじゃ子供の作品じゃねぇだろう』という思いは飲み込んで行方を見守ります。

その間に絵の具の水交換や、パレット洗いなどは降りかかりますので対応します。
ちなみにこのころは子供も妻もイライラマックスです。
おそらくお互いの思惑が根本的にずれているので作品がどちらよりでもなく、二人の完成図の真ん中あたりで迷走しているんだと思います。

最終的には妻よりの作品が完成し、そのころには夕方になり食事を作る気がなくなった妻から『コンビに行ってなんか買ってきて』という指令がわたしに下ります。

わたしは毎年起こるこの一連の流れの中で妻の目的に納得がいきません。
妻の目的を読み取ると『先生や他の子の親が見たときに恥ずかしくない作品を出す』という意図が見えます。

『恥ずかしくない作品』とうのがかなり強く感じます。
『あの家はあんな作品を提出して恥ずかしくないのかね』とか言われるのを危惧してるんだと思います。
そこから『どんな育て方してるんだろうか』などの会話に発展していくようですね。
妻もそれをいう側ではないですが、周囲に陰口をたたかれたくはないんだと思います。
気持ちはわかりますが、子供のためにというよりは自分のための目的に思います。

わたしは『そんなの気にしなければいいじゃん』と軽く思ってしまいますが、そうもいかないのが今の世の中のようですね。
これでもそういう理解はある程度しているつもりですが、ビジネスの世界でも同じようなケースはあります。

部下の提案や会議資料などが社内で出回る場合は同様に
『どんな指導してるんだ』とか『よくあんな提案だせるな』とかストレートに社内で会話されます。
そういわれないように上司としてアドバイスなどを繰り返すのですが、目的は『恥ずかしくない提案』をすることではありません。
『部下を成長させるため』です。

根本がずれています。
社会人1年生と社会人6年生ではアドバイスの内容が異なるはずです。
最終的に自分で考えて行動させるように導きます。

毎年のように口を出し、手を出し、それが子供には当たり前になってしまうと自分で考えません。
毎年同じではだめですよね。

少なくとも低学年・中学年・高学年ではやり方を変えるべきです。
高学年の場合は全部自分でやらせないとダメだと思います。
そうしないと自分で考えて行動できる人間になりません。

わたしは妻のいない場面では意識して子供に考えさせることを意識して問いかけています。
なぜ?
なんのために?
他には?
よく部下に使う質問項目を子供にも使います。
すぐに答えがでなくても待ちます。
沈黙をおそれません、考える練習をさせます。

人を育てるのは時間がかかります。
忙しくて、すぐに口を出したり手をだしたりする気持ちはわかります。
でも時間をかける場面も必要です、子供の成長のためにしっかりと時間をとって育てましょう。



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